楽天モバイルが7月からアップデートされ、Rakuten UN-LIMIT Ⅵ からⅦにアップデートされる。
巷では「改悪」とばかり言われているけど、楽天モバイルを利用しているあなたにとって、本当に改悪なのか冷静になって考えてみてほしい。
そして冷静になった上で別キャリアへ切り替えるかどうか、ということも判断してみてほしい。
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Rakuten UN-LIMIT Ⅵ → Ⅶ で変わること
今回のRakuten UN-LIMIT Ⅵ → Ⅶ の変更で変わることをまとめてみる。
細かい変更は他にもあるかもしれないが、代表的な変更は以下2件。
- 1GB未満の0円/月が廃止・3GB未満一律980円/月へ
- 標準アプリでの電話かけ放題時間が10分から15分へ
1. 1GB未満の0円/月が廃止・3GB未満一律980円/月へ
今回「改悪」と言われて目立っているのは、1. の部分。
特に影響を受けるのは通信量1GB/月未満で運用している人。
2. 標準アプリでの電話かけ放題時間が10分から15分へ
2. は、むしろ改善・改良にあたる。
無料通話を1,100円/月 支払ってまで利用している人がどの程度いるかは不明だが、利用している人からしてみれば良い話。
結論:「改悪」対象になるのは通信量1GB/月未満の人だけ
ということで、「改悪」対象になるのは、通信量1GB/月 未満の人だけという結論が出た。
さて、楽天モバイルを利用している貴方は、この「改悪」対象になっただろうか?
私の場合は通信量が10GB/月を超過するかどうかというレベルなので、対象外。
良くも悪くも、負の言葉に人は群がる、
あえて「改悪」というワードを多用しているが、やはり負の言葉に人は群がる。
よって負のワードを使う発信者が多い。
よって楽天モバイルが「改悪」だという情報が多い。
確かに改悪ではあるけど、その改悪の影響がどの程度のものなのか?自分に影響が及ぶのか?ということを冷静に考えたほうが良いとは思う。
そもそもサブ回線を契約している人がどのくらいいるのか?という話
世間一般でサブ回線を使っている人がどのくらいいるのか?という話。
スマホとかに明るくない人は、メイン回線一本がほとんどだと、私は思っている。
サブ回線契約している人がどの程度いるのか、情報あれば教えてほしい。
今回はサブ回線持ちで声の大きい人の主張が前面に出ているだけな気がしている。
少数の大きな声が反響を呼んでいる、という話。
例えが悪いが、左翼のビッグボイスと同じ。
ちなみに、1年前の情報だけど、2021年3月時点のMMD総合研究所の調査結果から、サブ端末に楽天モバイルを利用しているのはスマホ利用者全体の約1.4%となる。
- [参考] MMD総合研究所 「通信4キャリア6サービスのシェアは89.6%、MVNOは10.4%、2020年11月と比べてMVNOは1.9ポイント低下」
デュアルSIMを利用するケースもあるだろうし、むしろ楽天モバイルの場合はデュアルSIMのサブSIMで契約するユーザが多いのではないかと思う。
だとしても、サブ端末で楽天モバイルを利用しているユーザの割合から鑑みても、楽天モバイルをサブ端末orサブSIMで利用するユーザは、スマホ利用者全体の5%もいない気がしている。
そしてこの5%もいないであろうユーザが、今回の楽天モバイルの「改悪」の犠牲者となる。
やっぱり少数派のビッグボイスな気がしてきた。
とはいえ、根拠があまりにも乏しい前提なので、やはり正確な情報がほしい。
お金を払っている既存ユーザには逆にメリットも (推測)
既存ユーザには逆にメリットがあると、私は推測している。
楽天モバイルの回線の仕組みを知っているわけではないので、あくまでも推測。
間違ってたら盛大に指摘してほしい。
0円運用をしている人たちが出ていってくれるおかげで、その利用帯域分がなくなる。
例えば今まで100MB/月で0円運用していたユーザが10名他キャリアに行くことで、1GB分の帯域を既存ユーザが使うことができる。
つまりは混雑具合が解消されるというわけ。
試算がザルだというツッコミは受け付ける。
所詮は推測。
楽天側にとってもお金を落とさないユーザが出ていく分、マイナスの運用コストは解消できる。
今までの赤字を取り戻すまでは行かないだろうが、差し引き収益マイナスを少しでも軽減はできるだろう、私は思っている。
楽天はある意味、結果として、ちゃんとお金を払っている人に対してサービス提供できる土台を作れるのではないかと推測。
楽天経済圏で、楽天ひかりとのシナジーも
何かと楽天経済圏全般の改悪は目立つけど、それでもある程度のメリットはある。
また、楽天モバイルを契約していれば、楽天ひかりが1年間無料なので、この辺も考慮する余地はあり。
6/1から楽天モバイル利用、ダイヤモンド会員で、それぞれポイント+1倍
上限がそれぞれ1,000ポイントで、楽天市場での買い物が対象。
要エントリー。
現行のSPU(楽天モバイル契約の+1倍含む)とは別で、それぞれ+1倍となる。
楽天ひかりとのシナジー
楽天ひかりは、SPU対象で+1倍がある。
また、楽天ひかりは、楽天モバイルの契約で1年間利用料金無料。
結論:私は「今のところ」乗り換える必要性なし
私の場合は、現状楽天モバイル1本の契約なので、わざわざ乗り換える必要性はない。
ahamoに変える案も考えてはいたが、現状そこまで労力をかける必要があるか?ということもあり、楽天モバイルにとどまっている。
SIMフリータブレットを買ったりとかしたら、メインをahamoにし、サブ端末は改めて楽天モバイルも契約するとは思う。
楽天モバイル、というよりも、負のワードがビッグボイスで広がって、必要以上に楽天モバイルの収益に影響は出てきくる。
そんなわけで、ビッグボイスに惑わされず、あなたの頭でしっかりと考えた上で楽天モバイル継続か、脱出か、といったことを検討してみてほしい。