広大な作業領域と省スペース性を兼ね備えた32インチ4Kモニター【LG 32UL750-W レビュー】

効率的に作業する為にはやはりPC用モニターが必要ですね。

コロナ禍の昨今、テレワーク、リモートワークが進み始めています。

自宅にも作業効率を上げるためのモニターがあれば良いのですが、

  • 場所をとるのでデュアルモニターは厳しい
  • でも作業効率は上げたいからデュアルモニターレベルの解像度は欲しい

といった悩みも出てくるかと思います。

 

そんなあなたに、

  • 省スペース
  • フルHDのデュアルモニター以上の作業領域

を兼ね備えたモニターを紹介します。

 

今回、デュアルモニターから4Kモニターの環境に移行してみたので、レビューしてみます。

 

自宅でテレワーク用のモニターを検討しているあなたに、このレビューが役立てば幸いです。

それでは早速見てみましょう。

購入したモニタと私のデスク周りの変化

今回私が購入したモニターは、LG製32インチ4Kモニターです。

こちらを導入したことで、デスク周りが非常にスッキリしました。

 

そんな4Kモニター導入からすでに2ヶ月経過してますが、良い点・気になる点をまとめてみます。

LG 32UL750-Wの良い点

32UL750-Wの良い点、個人的には以下が挙げられると思います。

LG 32UL750-W の良い点

  • 省スペースで広大な作業領域(フルHD×4枚分)
  • 画面出力・PCの給電・USB-Aの接続をケーブル1本で
  • 32インチ・4K・USB Type-C搭載モデルとしては安価
  • ベゼル(モニタの外枠)が細い

それぞれの良い点をまとめていきます。

省スペースで広大な作業領域(フルHD×4枚分)

32UL750-Wは、

    特長

    • スケーリング100%(ドットバイドット)でフルHD×4枚分のモニタ

    として利用できます。

    参考までに、物理的にフルHDモニター×4枚やフルHDモニター×2枚の環境と比較すると、以下のようになります。

    32インチ以上4K フルHD×4枚 フルHD×2枚
    作業領域
    省スペース性 ×
    設置スペース横幅 728mm〜
    (32UL750-Wの場合)
    1080mm〜
    (24インチ×2を横並び )
    1080mm〜
    (24インチ×2を横並び )
    電源ケーブル 1本 4本 2本
    画面出力用ケーブル 1本 4本 2本
    PC側画面出力端子拡張 拡張不要 拡張必須 拡張推奨
    その他 - モニターアーム必須 モニターアーム推奨

    ※価格.com売れ筋ランキングで最上位(2021/01/14現在)の24インチモニター (HP 24f 価格.com限定モデル) の寸法ベース

     

    広大な作業領域と省スペース性を兼ね備えていることがわかりますね。

    また、電源ケーブル・画面出力用のケーブル・PC画面出力端子の必要性も考慮すると、
    32インチ4Kモニターのデスク周りがスッキリすることがイメージできます。

    【参考】テレワークでリモートデスクトップ時はスケーリング100%前提で

    会社(事務所)設置のPCにリモートデスクトップ接続する方向けの情報です。

    Windows標準のリモートデスクトップアプリは、

    リモートデスクトップ先のスケーリングが100%で固定されます。

    なので、モニター選びの際は、

    • スケーリング100%で文字が潰れない画面サイズ・解像度

    ということを念頭においておきましょう。

    32インチ?27インチ?

    ちなみに、私はモニタ選びで画面サイズを32インチとするか、27インチとするか迷っていました。

    むしろ当初は、もともと使っていたモニター同サイズの27インチで考えてました。

     

    しかし、多くのサイトの口コミを見ると、

    27インチ4Kモニターではスケーリング100%だと文字が潰れて読めない。

     

    という記載が散見されました。

    そういうことから、32インチモニターに変更したわけですが、結果大正解でした!

    スケーリング100%でも、文字が潰れることなく見やすく表示されました!

     

    そんなわけで、

    • 4Kモニターを選ぶなら32インチ以上

    が大正解です!

    画面出力・PCの給電・USB-Aの接続をケーブル1本で

    MacBookシリーズをはじめとした、USB Type-C で画面出力できるPCには最適です。

    また、32UL750-Wはには

    • USB Type-C ポート搭載
    • USB-PD (給電)
    • USB-A ポートの入力端子あり

    ということもあり、USB Type-Cで接続するPCに対しては

    メリット

    • 画面出力、給電、USB-Aの入力がUSB Type-Cケーブル1本で済む
    • 配線周りがスッキリする。

    と言う大きなメリットがあります。

     

    32インチ・4K・USB Type-C搭載モデルとしては安価

    32UL750-Wは、モニターの価格が高くなる3要素、

    • 画面サイズ32インチ以上
    • 解像度4K
    • USB Type-Cポート搭載 (USB-PD 込み)

    の3点を兼ね備えています。

    上記3点を満たしている製品は、以下のように4万円台〜14万円台と幅広く分布しています。

    今回購入した32UL750-Wは、比較的安価な部類に入るのではないでしょうか。

    ※2019年1月以降リリースの製品をピックアップ

    JAPANNEXT JN-IPS320CUHDR-N

     

    LGエレクトロニクス 32UL750-W (本記事の購入製品)

     

    BenQ EW3280U

    created by Rinker
    ベンキュージャパン
    ¥94,800 (2024/11/22 23:59:18時点 Amazon調べ-詳細)

     

    EIZO FlexScan EV3285-BX

     

    ベゼル(モニタの外枠)が細い

    近年のトレンドに合わせて、

    メリット

    • ベゼルが細い

    です。

     

    シンプルにデスク周りがスッキリした印象になるので、良い点だと思います。

    LG 32UL750-Wで個人的に気になった点

    個人的に気になった点について、3点触れてみます。

    32UL750-Wの気になった点

    • 一時的に画面が消えることがある
    • 入力切替が手間
    • 箱が大きすぎる

     

    一時的に画面が消えることがある【2021/5/3追記】

    頻繁発生するわけではありませんが、

    • MacBook を画面入力
    • USB Type-Cで入力

    この2点を満たすと、不定期に画面が消えることがあります。
    (どちらが原因かまでは不明ですが...)

    画面が消えている時間は10秒にも満たないですが、地味に気になります。

    デメリット

    • 一時的に画面が消えることがある。

    【2021/5/3追記】

    Windows 端末で USB Type-C 接続してもこの事象が発生しました。

    結論としては、モニター側の問題と判断しています。

    ただ、事象発生のトリガーが分からないので、要因の切り分けのしようが無いですね。。。

     

    入力切替が手間

    複数台のPCを接続する場合の話です。

    デメリット

    • 画面入力を切替えるのに、少なくとも4回の操作が必要

    入力切替専用ボタンがあれば楽ですね。

     

    そして、PC1台しか繋がない場合はデメリットにすらなりません。

     

    箱が大きすぎる

    買い替え時に売り払う派の方は気になります。

    デメリット

    • 箱が大きくて保管場所に困ります

    箱を購入時に即処分する方には、正直どうでも良いレベルですね。

     

    私は買い替え時に売り払う派なので、ちょっと困りものです。

    LG 32UL750-Wで人によって気になる点

    個人的には気にしてませんが、人によっては気になるかもしれません。

    32UL750-W 人によっては気になる点

    • VAパネル
    • 重い
    • USBポートがモニターの側面に付いていれば...
    • 背面のLGのロゴが大きくてダサい
    • 電源ケーブルが外部にあるACアダプタータイプ
    • 大きい

    VAパネル

    特に、元々IPSパネルのモニターから買い替えた場合は気にするかもしれません。

     

    私も、先代のモニターが「DELL U2713HMt」でIPSパネルだったので少し心配でしたが、

    • IPS→VAパネルの買い替えでも特に気にはなりません

    でした。

    重い

    32インチモニタとういだけあって、正直重いです。

     

    重いですが、気になるのは設置・移動時だけなので、

    • 一度設置してしまえば特に気にする必要はない

    です。

    USBポートがモニターの側面に付いていれば...

    特に、元々Dell製品を使っていた方が気にするかもしれません。

    元々画面側面にUSBポートがあるモニターを使っていた場合は、付いていないと使いづらいかもしれませんね。

     

    私も先代モニターが「DELL U2713HMt」で、画面側面のUSBポートが付いていました。

    ただ、私はそもそも画面側面のUSBポートを使っていなかったので、特に気にしていません。

    背面のLGのロゴが大きくてダサい

    LG製品を買っておいて何を言うか、という話ですが、

    LGのロゴは正直ダサいです。

     

    とはいえ、

    • 前面ロゴは小さい
    • 背面ロゴは壁に面しているので問題なし

    とうことで、特に気にする必要ないと思います。

    電源ケーブルが外部にあるACアダプタータイプ

    要は、四角い箱があるタイプです。

    使用電力が大きいだけあって、この四角い箱が大きい!

    言い換えれば、小さい弁当箱が1つあると思ってください。

     

    デスク周りのレイアウトを特に気にする場合は、どうしても気になってしまうかもしれませんね。

    大きい

    32インチ、大きいです。

     

    大きいですが、良い点で述べた通り、

    • 24インチフルHDモニター×2枚を横並びにするより、横幅は狭い

    ので、気にする必要ないですね。

    まとめ

    32インチ4Kモニター LG 32UL750-W をレビューしました。

    32UL750-W に限らないですが、

    「省スペースで広大な作業領域のPC環境が欲しい!」

    というあなたに、32インチ4Kモニターは非常におすすめです。

     

    32インチ・4K・USB Type-C に対応したモニターも、最安で4万円前半
    かなりお手頃な価格になってきています。

    価格以上に快適な環境を得られると思います。

     

    これを機に、貴方の(特に自宅の)PC環境を拡張し作業効率を格段に上げるため、
    32インチ4Kモニターに投資してみてはいかがでしょうか。

    気に入ったらフォローしてください

    ピックアップ記事
    おすすめの記事